現場から ~変わらぬ佇まい~
2011年 07月 07日
集落のほぼ中央に位置し、かつ角地という立地の為、アイストップになる建物になります。集落全体の佇まいを印象づけることに繋がってきます。時代が変わっても故郷の素朴な温かさと、優しい母親的な雰囲気をもった佇まいとなるようなデザインにしたいと思います。
内部は構造材の取り付けがほぼ終了し、造作工事に入ってきました。建具屋さんを交えて、内外建具の納まりを決定しました。通常であれば施工図で確認できますが、再生工事は各所ごと柱の太さが違ったり、丸太梁との納まりが異なる等があるために、現場での確認が必要になります。また、筋違についても現場で確認しながら最終的な位置を判断していきます。
写真は古材の梁を意匠性を考慮して一本移設しました。より美しく見せることも大切です。