本日は、A保育園の竣工検査を行いました。
法的な検査はすでに完了しておりますが、造作家具等が完成し、いよいよお引渡しの運びとなりました。

大きな庇が掛かった車寄せは、訪れる方々をおおらかに迎え入れます。
玄関の建具はヒバを使用しております。

玄関の脇には、手作りのポストがあります。既製品にはない、ぬくもりが感じられます。
郵便マークは桜の小枝が使われております。

吉野杉の心柱がある多目的ホール。
本日は曇りでしたが、晴天時とは異なった落ち着いた雰囲気が感じられました。

建具の腰部には、カラフルなリング状の窓がついております。
現場監督、建具屋さんと皆さんで納まりや素材を検討しました。
完成品は既製品のようなクオリティです。
園児室にもロッカーが配置され、徐々に生活空間としての雰囲気が出てきました。
A保育園は、建物が不整形のため、職人の方々には多大なご苦労をお掛けしましたが、おかげさまで、人の手のぬくもりが随所に感じられる、やさしい保育園ができたと思います。
短い間ではありましたが、皆さま大変お疲れ様でした。
来年の1月には竣工式が予定されております。次回、その模様をお伝えします。
(スタッフ:山本)