見積調整の為の仕様の見直しを同時進行で進めています。
一つのテ-マでありますがゾ-ンによってシチュエ-ションがそれぞ異なる為、10件の住宅を
同時に設計しているような感じです。
頭を切り替えながら(なかなか切り替らないのですが)の作業です。
早く内装外装のコ-ディネイトなど次の段階へ進みたいと思います。
本日は3つ目の模型を作成しご提案しました。年末の打合せで大きく変わったプランを
模型化しました。概ね了解されました。意見としてはメンテナンス性を
考慮して欲しい。男性が少ない職場なので吹抜けなど高所での照明器具の球の交換や、
窓拭きは危険なので考慮して欲しいなど。
また、使用する建材(杉、ヒノキ、漆喰等)や、空調設備や断熱についても、資料を提出し具体的な
方法について議論をおこないました。
考え方として、子供の自発的成長への配慮、室内及び周辺環境への配慮、省エネ、ランニングコス等
を前提に進めていくこととなりました。

ご提案していたパ-スを基にして、実際のサンプルを見ながら屋根材、外壁材、内装材、サッシュ等の
素材及び色の検討をしました。約2時間があっという間でしたでしたが、O様夫妻は気持ちよいほど決断が早く、私としては本日の打合せで屋根材が決まれば良いかなと思っていましたが、殆どの材料が決定しました。
外壁材だけは私のお願いで保留にしました。
扉も本棚も八溝杉の無垢材で作りました温かみがあり馴染んでいます。
内部は珪藻土と杉、外部はスイス漆喰と杉とどちらも色のコントラストが楽しみです。

ドアには百合の花のモチ-フにしたステンドグラスを入れました。

階段も全てや溝杉でデザインしました。

先週確認申請がおり、建設地では既存のお住まいの解体工事が進んでいます。
本日は確認申請の副本と模型、見積書を持参し説明に伺いました。
来月着工予定ですが、今回は設備設計に時間がかかり(分厚い電材のカタログとニラメッコ)、
意匠の細かな部分での設計がまだ残っている状態です。かなり焦り気味です。
先週プレカットの打合せをしましたが、まだ保留にしていただいている部分が多数あり、
これから早急に検討していきます。
すっきりとしたプランと和モダンの外観(切り妻屋根)が特徴です。
建材は漆喰と無垢材、断熱材に羊毛と完全な自然素材素を使いました。
また、屋根いっぱいのソ-ラ-発電やセキュリティ-などハイテク機器を備えた住宅になります。
工事費は当初予算をオ-バ-してしまいましたが、お客様のご了解を得られ感謝しています。

行われました。
地鎮祭に招かれることは多いですが、これから再生される建物の中での安全祈願は
数少ない貴重な経験でした。
神棚の前に祭壇が作られ、神主さんとお客様が解体する各所をお清めされ、その後に
玉串奉天が参加者全員で行われました。

前回の打合せ後のS様よりご要望のあった、電気設備の修正案をお持ちして
協議しました。
S邸はかなりハイテクの住宅になりそうです。電気設備のカタログをバイブルのごとく
参照しています。こんなに電気設備のカタログを見たことは無いくらいです。
特にセンンサ-機能やセキュリティ-商品の進化には驚きです。
折角ですのでこのい知識を他の物件にも活かして行きたいと思います。
図面をみた電気工事屋さんが「ん・・-」と言ったあと暫く顔がこわばっていました。