4/2から新園舎としてスタ-トします。
写真は消防検査の一コマです、検査員のひたちなか市消防署の方が「非難器具の使い方が分からずに、いざというときに機能しないことが多いので、やってみましょう」との声かけで、非難器具(袋状の滑り台)のテストを行いました。保育士さん数人が2階から滑って降りました。サポ-トの仕方も慣れないと、降りてくる人がお尻を地面に打ったり等、結構難しいことが分かりました。いい経験でした。

釘の頭が見えるでしょうか。
瓦に穴をあけて釘止めして、落ちないようにしています。以前は固定していま
せんでした。こうすることで地震でも落下することはありません。

黒っぽい土のようなものが南蛮といい、瓦の固定と水の浸入を防ぎます。
この上に熨斗瓦を積んでいきます。

蔵の瓦工事が終わりました。

職人さんの車がいっぱいで、外観全体が写りませんが、1階部分は茨城県産材の杉板を張って保護材で塗装をしています。2階部分は塗り壁で仕上げました。建物は今週末に竣工検査を行い、月末に引渡しです。その後、既存園舎の解体、外構工事と進み来月末に全て完成する予定です。

外部階段が取り付きました。鉄骨造で、踏み板及びケコミ板は、茨城県産材の檜を張っています。

吹き抜けも足場が外されて、姿を現しました。建具屋さん、水道屋さん、電気屋さんが追い込みの作業をしています。照明の具合もチェックしてきました。1階部分はランチル-ムです。

2階のホ-ルです。家具が全て取り付きました。仕上げは床が檜板張り、壁・天井は珪藻土(一部杉板張り)

室内の壁と天井に珪藻土を塗っています。珪藻土は湿度をコントロ-ル
する機能をはじめ、健康面で良い素材です。

2階のデッキテラスに、セランカンバツという耐久性の高い木材を張っています。

タイル屋さんンが1枚1枚丁寧にモザイクタイルを張っています。

教材室に棚が取りつきました。先生方と何度も打ち合わせを行って、収納の仕方を
決めました。

建物南側です。ポルティコ(回廊風)のように屋根を設けています。雨の日でも
園児たちが濡れずに出入りできます。

外階段が取り付きました。アルミの溶融メッキとしました。これは錆が発生しにくいので
メンテナンスが楽です。踏み板は木製です。

外壁の塗装も間もなく終わります。

登り梁が短くなりました、そこで舟肘木を応用(本来の使い方は桁の下に水平に入れます)
して桁に抱かせました。込み栓とボルト(剪断力と引っ張りに対応)は埋め木しました。

新しい大桁を裏から見ています。実は横一杯に埋め木をしてありますが、分かりますか。
現場で見ても良くわかないほどです。これは大工さんが脂袋を取り除いてくれたものです。
脂があると樹液が落ちて汚れたり、頭に落ちたりしないための対策です。大工さんに感謝です。

勝手口の敷居が綺麗に納まりました。御影石は白すぎず黒すぎない墨色の物を
選びました。

2階ホールに作り付けのロッカ-が取り付けられています。
子供達のリュックや衣類がきちんとおさまります。また、子供たちが座って、着がえができるように、ベンチとして座れるようにデザインしました。

手洗い場の壁にモザイクタイルが張られました。手前にシンクが取りつきます。

2階の遊戯室の天井に吸音材が張られています。

檜の階段は手摺がつけば間もなく終わりです。


保育園のシンボルともいえる檜の階段ができました。

作り付けの家具も工場から運ばれ取付が始まりました。

外壁の杉板も間もなく張り終わります。

壁・天井は、この後珪藻土を塗って仕上げます。
