連日の猛暑の中、A保育園の現場は残り1ヶ月を切って最後の仕上工事に入りました。
現場監督の采配のもと、各職人の方々は黙々と作業を進めております。

外部は足場が外れました。
雑木林の緑が、建物を引き立てるとともに、自然環境に溶け込んだ佇まいを創出します。

塔屋の上部には風見太陽が取り付けられました。

屋根では、テラスの下地が進められております。
流石の大工さんもこの暑さに参った様子でした。

内部では壁の仕上が進んでおります。
写真左側の円筒形部分は、絵本コーナーになります。

園児室の内庇も左官屋さんに丁寧に仕上げて頂いております。

吹抜け上部の色ガラスもはめ込まれ、太陽の位置に応じてカラフルな影を床に落とします。
(写真では色が分かりにくいですが)

天井の唐松縁甲板貼のディテール。
梁・壁際は全て目透しになっております。
正に、職人技の極み!!
今回は、全てにおいて整形な部分がないため、多くの職人さんにご苦労をお掛けしております。
こうした丁寧な作業の一つ一つが積み重なり、美しい佇まいや温かみのある雰囲気が創出されます。
次回は、お盆明けの現場の様子をお届けします。
(スタッフ:山本)